アフリカの世界遺産 | 自然遺産の宝庫

「アフリカ」=砂漠、乾いた大地、ライオン、シマウマ、槍を持った部族といった感じで、多くの日本人がある種の型に入れて考えてしまっていますが、皆さんはどうでしょうか? 実際のアフリカはもっとバラエティー豊かで、高山もあり、湿地帯もあり、湖もあり、美しい海もあり、ジャングルもあります。

■ アフリカの世界遺産は、アフリカのイメージを変えてくれる

もちろん、我々日本人のイメージどおり、アフリカには広大な砂漠もあります。乾いた土地があり、やはりサバンナにはライオンやシマウマが走り回っています。しかし、それだけが魅力ではないと、世界遺産のリストを眺めればよく分かります。特にアフリカの中部から東西に伸びた一帯は緑も多く、ジャングルも、青い海岸線もあります。

「こんなアフリカもあったのか!」

と、世界遺産のラインナップを見て、ぜひとも感じて下さい。

■ ウガンダの世界遺産、ブウィンディ原生国立公園

アフリカの衛星写真を眺めた経験はありますか? 乾いた土地は北部に集中しており、真ん中は緑色の樹木で覆われています。ウガンダも同じで、世界遺産に登録されているブウィンディ原生国立公園は、原生林が残っています。その原生林にはマウンテンゴリラやチンパンジーが生息し、観光客にその姿を楽しませてくれます。

■ ケニアの世界遺産、ケニア山国立公園

ケニアはアフリカの東側にある国で、その中でも有数の観光立国です。国家をあげて観光客の誘致に力を入れるだけあって、その国が保有する観光資源はとても豊富です。特にケニアで一番標高の高いケニア山をまるごと世界遺産にした一角は、自然が本当に豊かで、世界中の観光客を集めています。その自然の豊かさは、もともとあった自然林に加えて、3万本以上の植林がされた結果でもあります。そのまま飲めるほど美しい水が豊富に湧き出しており、山頂では積雪も観測します。アフリカ=砂漠という図式を簡単に覆してくれる世界遺産です。

■ アフリカの海洋リゾート地、セイシェルの世界遺産

アフリカというと、乾いた大陸のイメージがありますが、セイシェルという海洋リゾート地もあります。国全体が島国であり、アフリカ大陸の東岸の沖に浮かんでいます。その小さな島国にも世界遺産が存在します。

ゾウガメが産卵に訪れる美しい世界遺産、アルダブラ環礁があったり、南国の原生林がまるごと残っているヴァレ・ド・メ自然保護区などがあったり、豊かな自然が手付かずのまま残っています。そうした一帯が世界遺産に登録されているので、アフリカのビーチリゾートに訪れたついでに、世界遺産をめぐるツアーも楽しんではいかがですか?

■ アフリカのイメージを、世界遺産探訪でくつがえそう!

アフリカの砂漠、乾いた大地もまた1つの価値があり、そうしたいかにも皆さんがイメージするアフリカ的なエリアにも世界遺産は存在しています。しかし、普段日本人が感じているイメージ以外にも、アフリカの姿はバラエティーに富んでおり、ウガンダ、ケニア、セイシェルなど、緑が豊かな土地もあるのです。

皆さんが抱いているイメージをくつがえすには、そうした自然豊かな地域にある世界遺産を探訪すると良いです。やはり世界遺産など何かの目的がないと、アフリカの観光は先延ばし、先延ばしになってしまいます。世界中の世界遺産を回るんだ!と目標を立てて、一歩踏み出して下さい。

とは言え、アフリカは日本人にとってリスクの高い国である点は、変わりありません。世界遺産を目当てにした観光客が年々増えているとは言え、やはり治安の問題、病気の問題があります。予防接種などをきちんと受けて、現地の文化風習などをしっかりと学んでから、旅立って下さい。